(一部抜粋)
会社を辞める決心をしたのは四十歳の時だった。「転勤が多い会社。子供も大きくなったし、単身赴任はしたくない。それで早期退職制度に応じた。」全国でも珍しいUターン転職に絞ってきた人材紹介事業を展開する「ちからネット」(高松市林町)の栗田昌克社長は、六年前の転機をこう説明する。
当初は、入社案内のパンフレットづくりや採用コンサルティングなど手掛けていたが、「地元企業でも即戦力人材のニーズが高い」(栗田社長)ことに着目。一年後には、県出身者のUターン転職をメーンに人材紹介事業を始めた。
これまでの五年間で約百人のUターン転職を斡旋。定着率は、ほぼ100%に近い。それは企業と転職者の双方が満足している証左でもある。
「転職した会社で主力となって活躍してくれる事が最もうれしい」と栗田さん。「これからもエリア特化型で、企業と転職希望者の双方に喜ばれる仕事をしたい」。目標は、事業の拡大よりも質の向上。創業以来のモットーに、これからもこだわるつもりだ。 |