松山市が「アンバサダー」募集 移住・定住を促進
松山市は市外からの移住・定住を促進するため「まつやま移住アンバサダー」を初めて募集する。移住の経緯や暮らして良かった点などを発信してもらう。11日から10月15日までに100人程度の声を集めるとともに、インタビューなどに応えてもらう。
市は人口減少対策として今年度中に移住希望者向けのウェブサイトや相談窓口を新設する方針。その一環でアンバサダーの声を集めて発信し移住の参考にしてもらう。アンバサダー就任を希望する人は11日正午以降に特設サイトにアクセスの上、必要事項に回答する。
松山市には毎年多くの転勤者が転入しており、市はU・Iターンの実数を把握していない。しかし2010年の51万7000人をピークに人口減少局面に入っており、60年には35万人程度になると推計されている。今後は移住・定住の促進が地域活性化に欠かせないとして、窓口を通じて実態を把握すると共に、目標などを設定する。
(9/10 日経新聞四国ページより)